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「お客様は神様です」

三波春夫

1961年頃、三波春夫と宮尾たか志の対談で出た言葉が元となっている。その真意を永六輔に聞かれ、三波春夫yは次のようにこたえた。「自分はすべての人をお客様だと思っているわけではない。ステージを見に足を運んでくださる人だけがお客様だと思っている。そうした方々は『絶対者』だろう。ステージが〈天〉なら客席は〈地〉で、その天地の中にいる唯一の絶対者がお客様。そういう存在を〈神様〉というのだと自分は教わった」(永六輔『永六輔の芸人と遊ぶ』より)。

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発言者 三波春夫について

三波春夫のプロフィールを紹介します。

  • 三波春夫
  • ほがらかな笑顔と「お客様は神様です」の名文句で知られる国民的歌手。本名は北詰文司(きたづめぶんじ)。1964年の東京オリンピックと1970年の日本万国博覧会(通称、大阪万博)でそれぞれテーマ曲「東京五輪音頭」「世界の国からこんにちは」を担当、これにより戦後日本を代表する国民的歌手の地位を不動のものとした。歌謡歌手として一般的に知られる三波だが、もともとは浪曲師で「南篠文若(なんじょうふみわか)」の芸名で活動していた。1957年に芸名を「三波春夫」と改め歌謡歌手として再スタートして以降、数々のヒット曲を世に送り出し、NHK紅白歌合戦に連続29回出場という快挙も成し遂げた。また、紫綬褒章をは...
三波春夫

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