ものごとには、最初というものが必ずいっぺんはあります。その最初をやらなかったら、二度目はないのです（西堀栄三郎の名言）

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「ものごとには、最初というものが必ずいっぺんはあります。その最初をやらなかったら、二度目はないのです」

南極では最初の年から越冬が必要だと西堀が主張したところ、学術会議で猛反対をうけた。その際に反論した言葉。全文は以下。「ものごとには、最初というものが必ずいっぺんはあります。その最初をやらなかったら、二度目はないのです。最初のないものというのはない、だから、それを私たちはやろうと考えているのです。私たちは十分の自信を持ってやります。準備その他についても万全を期しています」。書籍『とにかく、やってみなはれ』より。

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発言者西堀栄三郎について

西堀栄三郎のプロフィールを紹介します。

西堀栄三郎
技術者として東芝技術本部長時代にて真空管を開発した。また統計的品質管理手法を日本の産業界に導入し、戦後日本の工業発展に多大な功績をもたらしたことでも知られる。マルチな活躍をしたことでもしられ、探検家として第一次南極観測隊の副隊長兼越冬隊長や日本山岳協会会長を務めたり、『雪山讃歌』を作詞するなどした。著書に『ものづくり道』など。