昭和の名言だけをピックアップ!
発言者 吉川英治について
吉川英治のプロフィールを紹介します。
- 吉川英治
- 昭和を代表する大衆小説家。 『宮本武蔵』『新・平家物語』『私本太平記』『三国志』など大作を執筆。いずれも大ヒットとなり、「国民文学作家」とよばれた。 1960年(昭和35年)に文化勲章を受章。1967年(昭和42年)には吉川英治文学賞が設けられ現在に続くなど、今なお愛されている作家である。
吉川英治の他の名言
吉川英治の考えや人柄がわかる、その他の残された言葉。
- 「我以外皆我師」
- 「楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところにも楽しむ」
- 「酒は日本刀を液体にしたやうなものだ。…(略)まちがふと、人も斬る、自分をも斬る。」
- 「人のたのしむを以て、自分もたのしむ。酒の真味は、これ以外にない」
- 「朝の来ない夜はない」
- 「(幸福とは)その人の心の手のひらがそれを持つか持たないかだけのはなしである。幸福とはじつにそんな平凡で無味に似たものだ」
- 「はたらいた 俺にはあるぞ 夕涼み」
- 「あめつちの 中に我あり 一人あり」
- 「百計も尽きたときに、苦悩の果てが一計を生む」
- 「時代の判定以上な判定はこの地上においてはない。」
- 「生きていること、それはすでに、世間の恩であった」
- 「真に生命を愛する者こそ、真の勇者である」
- 「人間のすべての事業は、創業の時が大事で難しいとされているが、生命だけは、終わる時、捨てる時が最もむずかしい」
- 「文武二道というが、二道とは、ふた道と読むのではない。ふたつを備えて、一つ道だよ」
- 「どんなことにも、まる損はないものじゃぞよ。……思うてもみい、どんな災難、凶事に会った場合といえども、まる損というものはない。決してない」
- 「何千年何万年という悠久な日月の流れの中に人間一生の七十年や八十年は、まるで一瞬でしかない。たとえ二十歳を出ずに死んでも、人類の上に悠久な光を持った生命こそ、ほんとの長命というものであろう」
- 「歳月は人間を対象として流れてはいない。が、人は往々、歳月をあてにして歩む」
- 「地上はつねにありのままな地上にすぎない。これを地獄とするも浄土とするも人間の業である」
- 「魚に河は見えない」
- 「いつの時代でも、亡ぶ者が、かならず抱いている滑稽な信念は、(おれは亡ぶ者でない)という錯覚である」
- 「人間のすべての事業は、創業の時が大事で難しいとされているが、生命だけは、終わる時、捨てる時が最もむずかしい」
- 「ぼくは自分の人生観として、どんな逆境におかれても希望の燈を持ちたい、同時に読者にあらしめたい、これがぼくの歩く道なんですよ」
- 「うごいている自分。未完成の自分。それを感じるとき、私は、一書生の気持ちになれる」
- 「自己客観がつまりあなたの師といふものです」
- 「十年語り合っても理解し得ない人と人もあるし、一夕の間に百年の知己となる人と人もある」
- 「人は会いたい時にはおこたらずに会い、語り合いたい人とは明日を待たずに語っておくものだ」
- 「失意のときこそ、総大将の人間のまことがわかる」
- 「強気が悪いわけでない。積極の精神だ。強気は心の瓶に満満と湛えておくべきものである」
- 「小説というのは自分を読むんですね。読者はめいめい自分を読んできたんです」
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