昭和の名言だけをピックアップ!
発言者 大野一雄について
大野一雄のプロフィールを紹介します。
- 大野一雄
- 100歳を超えて舞台に立ち続け生涯現役を貫いた舞踏家。代表作として「ラ・アルヘンチーナ頌(しょう)」「わたしのお母さん」「死海」「睡蓮」などがある。1929年にスペインの革新的舞踏家ラ・アルヘンチーナの来日公演を観て深い感銘を受け、舞踏に興味を持つようになる。体育教師として勤務する傍ら、舞踏家・石井漠に師事しモダンダンスを学んだ。その後、日本モダンダンス界のトップダンサー江口隆哉と宮操子による舞踊研究所に入所した。戦後復員すると、1949年に東京の神田共立講堂で初リサイタル公演を行った。50年代の終わりには舞踏家・土方巽と出会い、「暗黒舞踏」の公演に出演、大野は多大な影響を受けた。そして...
大野一雄の他の名言
大野一雄の考えや人柄がわかる、その他の残された言葉。
- 「ほんの一粒の砂のような微細なものでもいいから私は伝えたい、それならできるかもしれない」
- 「わからないままやってみる。わからないけれども感動した。そのために踊っているんですよ。だから、わかりましたと言われると困ってしまう」
- 「考えてやっていると、見ていてわかる。次はああしよう、こうしようと考えながらそれを隠そうとしても百パーセント、隅から隅まで伝わってしまう。だから自分のやることに責任を持って。でたらめでもいいから」
- 「命には理屈が不必要だった」
- 「舞踏の場というのは、お母さんのおなかの中だ」
- 「われわれはあんまり合理的にわかろうわかろうとして、大事なものがみんなぽろぽろぽろぽろ落ちてしまって、残ったものは味もそっけもないものになってしまう」
- 「心を、魂を大事にして」
- 「心。一番心の奥底の魂。ソウル。そういうものが仮に十とするならば、肉体ってのはそれについていくもので、十に対して七」
- 「わからないところから始めたらいいんですよ。わかったらおかしいんですよ。わからないからやる。思い切り、思いのたけやってみる。CANNOT UNDERSTAND、それでいいですよ。大丈夫だ、やってみる」
- 「死と生が一緒になって、離れがたくひとつだ。死がやってくる、ということがあるんですよ。そういうなかでおもいっきり好きなことやってごらん」
- 「あなたの顔が、魂そのものの人格として立ってるかどうか。ただ、こうして立ってるからいいわけじゃないでしょう。命が存在する、立っている、というようなことがね、響いてこないと」
- 「フリースタイル。何か表現しようというんじゃなくて。いま、トレーニングしたことは全部忘れてね。ただ立っているだけでもいい」
- 「(踊りながら)何か知らないけれどさ、何を見ているのかわからないけど、ふっとこうね。私はそういう踊りをね、ずっとやっていきたいと思っている。」
- 「一つでもいい。全部じゃない。一秒でもいいからさ、瞬間ですよ。短い瞬間をとらえてね、その短い瞬間に実らせなくちゃだめだ」
- 「魂が灰になってくる。息を吐けば、私の体からこぼれ落ちる。私も呼吸する。私の魂が空いっぱいに広がって、灰になって落ちる」
- 「狂気から知性が生まれるとしても不思議ではありません。しかし知性から狂気は生まれません。できたならば、狂気のなかに深く入り込んでいることを願っています。じゃ、天を見たらどこまでも天を。私の目は天に向けられ、宇宙のすべてを獲得したような」
- 「踊りとは命と命のやりとり」
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