昭和の名言だけをピックアップ!
発言者 池波正太郎について
池波正太郎のプロフィールを紹介します。
- 池波正太郎
- 戦後日本を代表する時代小説、歴史小説家。代表作は『鬼兵犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など多数。大の食通としても知られる。また、映画評論家としても有名であった。戦後、東京都の職員をしながら戯曲を執筆、劇作家・長谷川伸に師事し、やがて新国劇の脚本を担当するようになった。その後、都職員を退職し専業作家となり、劇作と小説の執筆を精力的に行った。1960年には、『錯乱』で直木賞を受賞。そして、1967年、池波の代表作『鬼平犯科帳』の第一作となる「浅草御厩河岸」を発表、江戸の市井を舞台とした悪漢小説は読者の熱い支持を受け大ヒットシリーズとなっていった。同作はドラマや舞台にもな...
池波正太郎の他の名言
池波正太郎の考えや人柄がわかる、その他の残された言葉。
- 「男の人生というものは、毎日確実に死に向かって歩むことだ。なればこそ今日という一日が大切。今日が最期の覚悟で、日々の酒を飲み、飯を食え」
- 「人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ」
- 「すべてがわかったようなつもりでいても、双方のおもいちがいは間々あることで、大形にいうならば、人の世の大半は、人びとの〔勘ちがい〕によって成り立っているといってもよいほどなのだ」
- 「ちかごろの日本は、何事にも、「白」でなければ、「黒」である。その中間の色合が、まったく消えてしまった。その色合こそ、「融通」というものである。」
- 「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」
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