種田山頭火

種田山頭火

たねださんとうか

ジャンル
芸術文化
出身
山口県
生年月日
1882年12月3日
没年月日
1940年10月11日
年齢
満57歳没

戦前の著名な俳人。本名は種田正一。 五七五の定型や季語に縛られない「自由律俳句」において有名である。非常なる酒癖により身を持ち崩し、生計については多くの支援者の援助によって支えられており、「漂白の俳人」としても知られる。

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年表、功績

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日 年齢(人生の残り時間) 内容
18821203 0歳 (あと57年) 種田山頭火、生まれる
19401011 57歳 種田山頭火、死去

名作

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写真

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学歴

出身大学や高校などを紹介。

エピソード・逸話

知られざる興味深いエピソードの数々。

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名言・最後の言葉

種田山頭火が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。

人生は奇蹟(ミラクル)ではない、軌跡(ローカス)である
随筆『砕けた瓦(或る男の手帳から)』より。
溢れて成った物は尊い、絞って作った物は愛せざるをえない、偽って拵えた物は捨ててしまえ
随筆『砕けた瓦(或る男の手帳から)』より。
私達は別れなければならなくなったことを悲しむ前に、理解なくして結んでいるよりも、理解して離れることの幸福を考えなければならない
随筆『砕けた瓦(或る男の手帳から)』より。
真実は慈悲深くあり同時に残忍である。神に真実があるように悪魔にも亦真実がある
随筆『砕けた瓦(或る男の手帳から)』より。
まっすぐな道でさみしい
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。原文では「まつすぐな道でさみしい」。
分け入っても分け入っても青い山
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。原文では「分け入つても分け入つても青い山」。
ほろほろほろびゆくわたくしの秋
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
どうしようもない私が歩いている
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
生死の中の雪ふりしきる
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
濁れる水の流れつつ澄む
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
おちついて死ねそうな草萌ゆる
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
鴉啼いてわたしも一人
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
また見ることもない山が遠ざかる
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
また一枚脱ぎ捨てる旅から旅
自選句集作品『草木塔』より。種田山頭火の代表句のひとつ。
世を捨てたなどとうぬぼれてはいない、世に捨てられたことをはっきり知っている
書籍『山頭火のぐうたら日記』より。
いつでも死ねる草が咲いたり実ったり
自選句集作品『草木塔』より。
私は近来、人間に食傷したようだ、私はまだ人間を全的につかんでいないのだ、これでは旅にでるより外はない
書籍『山頭火のぐうたら日記』より。
歩かない日はさみしい、飲まない日はさみしい、作らない日はさみしい、ひとりでいることはさみしいけれど、一人で歩き一人で飲み ひとりで作っていることはさみしくない
書籍『山頭火のぐうたら日記』より。
理解のない人間に会うよりも、山を見 樹を眺め 鳥を聞き 空を仰ぐ方がどのくらいうれしいかは、知る人は知っている
書籍『山頭火のぐうたら日記』より。

子孫・子供

偉人の血を受け継いだ方々を紹介します

種田山頭火の子孫は見つからなかったかも…。情報ある方、お知らせください。

記念館、銅像

ゆかりの品が展示されている主な記念館。現在でも残る生家や墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。

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