坂口安吾
さかぐちあんご
『堕落論』『白痴』などで時代の寵児となった無頼派の作家。本名は炳五(へいご)。純文学、歴史小説、推理小説、エッセイなど幅広いジャンルの作品を残し、その後の作家たちに多大な影響を与えた。幼い頃から破天荒な性格で、早くから小説や詩などに興味を持っていた。旧制中学在学中に、教室の自分の机に「余は偉大なる落伍者となって何時の日にか歴史の中によみがえるであろう」と彫ったという。戦後、『堕落論』『白痴』をはじめ『桜の森の満開の下』『デカダンス文学論』『不連続殺人事件』などの話題作を次々と発表、流行人気作家として活躍した。しかし、同じ無頼派の作家として活躍していた太宰治が自殺した頃から精神を病み、ヒロポンなどの薬物を大量に服用するようになり、奇行などが目立つようになった。1953年に長男が誕生し心機一転を図ろうとしていた矢先、1955年に脳出血により急死した。
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年表、功績
活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。
年月日 | 年齢(人生の残り時間) | 内容 |
---|---|---|
1906年10月20日 | 0歳 (あと48年) | 坂口安吾、生まれる |
1955年02月17日 | 48歳 | 坂口安吾、脳出血のため死去 |
名作
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名言・最後の言葉
坂口安吾が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。
- 「人生はつくるものだ。必然の姿などといふものはない」
- エッセイ『教祖の文学 --小林秀雄論--』より。以下続く。「人生はつくるものだ。必然の姿などといふものはない。歴史といふお手本などは生きるためにはオソマツなお手本にすぎないもので、自分の心にきいてみるのが何よりのお手本なのである。」
- 「型も先例も約束もありはせぬ、自分だけの独自の道を歩くのだ。自分の一生をこしらへて行くのだ」
- エッセイ『教祖の文学 --小林秀雄論--』より。
- 「生きるといふことは全くバカげたことだけれども、ともかく力いつぱい生きてみるより仕方がない」
- エッセイ『教祖の文学 --小林秀雄論--』より。
- 「自分といふ人間は他にかけがへのない人間であり、死ねばなくなる人間なのだから、自分の人生を精いつぱい、より良く、工夫をこらして生きなければならぬ」
- エッセイ『教祖の文学 --小林秀雄論--』より。
- 「手探りでうろつき廻り、悲願をこめギリギリのところを這ひまはつてゐる罰当りには、物の必然などは一向に見えないけれども、自分だけのものが見える。自分だけのものが見えるから、それが又万人のものとなる。芸術とはさういふものだ」
- エッセイ『教祖の文学 --小林秀雄論--』より。
記念館、銅像
ゆかりの品が展示されている主な記念館。現在でも残る生家や墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。
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