立川談志(自称5代目)

立川談志(自称5代目)

たちかわだんし

ジャンル
政治家 / 芸能人
出身
東京都
生年月日
1936年1月2日
没年月日
2011年11月21日
年齢
満75歳没

「天才」と称された落語家。本名は松岡克由(かつよし)。トレードマークはハスキーボイス、ヘアバンド、色つきメガネ、そして辛辣な毒舌である。国民的長寿演芸番組『笑点』の初代司会者でもあり、番組を企画したのも談志。落語家として古典落語の新たな表現に挑み続けたが、あまりにも破天荒な芸風は大きく評価が分かれた。また、政治家として参議院議員を1期、沖縄開発庁の政務次官を36日間務めたこともある。他人へ厳しい評価を下すことで知られた談志だが、爆笑問題などその才能を認めた人物のことは大いにほめた。ちなみに手塚治虫の大ファンで、生前は手塚本人と親交があったという。2008年、喉頭がんであることを発表。その後、入退院を繰り返しながら闘病生活を送ったが2011年、家族に見守られながら喉頭がんにより死去した。

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年表、功績

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日 年齢(人生の残り時間) 内容
19360102 0歳 (あと75年) 立川談志(自称5代目)、生まれる
20111121 75歳 立川談志(自称5代目)、喉頭がんにより死去

名作、

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写真

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学歴

出身大学や高校などを紹介。

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エピソード・逸話

知られざる興味深いエピソードの数々。

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名言・最後の言葉

立川談志(自称5代目)が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。

よく覚えておけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。
同門の立川志らくに嫉妬する弟子の立川談春に語った言葉。
己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する
同門の立川志らくに嫉妬する弟子の立川談春に語った言葉。後にこう続く。「本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない」
現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う
同門の立川志らくに嫉妬する弟子の立川談春に語った言葉。
意味なんかくだらない
みっともない姿をさらけ出すのが落語家である
談志が死んだ
立川談志が「俺が死んだら新聞の見出しはこれで決まりだな」と、生前語っていた言葉。
落語とは人間の業の肯定である
幸福の基準を決めろ
人間は必ずになにかに帰属している。俺は談志に帰属している
若いやつで長生きをしたやつはいない
死刑廃止論者から死刑にしろ
ドブに落ちて死んじゃうとか、間違っても心筋梗塞とか癌なんて当たり前の病気では死にたくねぇな。ふとした病なんてぇのがいいな
後に続く。「〜あるいは最近誰もかからないハッシンチブスとかね。」生前、落語家らしい死に方をしたいと語っていた立川談志。その最後は、喉頭癌だった。
努力とは、莫迦に与えられた希望である
著書『世間はやかん』より。「努力とはなんだ?」と聞かれたときの言葉
俺は自分が偽物だとわかっている。だから俺は本物なんだ
立川談志がよく語っていた言葉。
上品とは欲望に対する動作のスローモーなやつのことを言う
怒りとは共同価値観の崩壊
酒が人間を駄目にするのではない。人間は元々駄目だということを教えてくれるものだ
本流から必ず亜流が出る。しかしその亜流から本流になるものも出る。それが芸術の本質だ
落語なんてあんまりおもしろいもんじゃねぇな
闘病明けのイベント「談志が帰ってきた夜」(2010年4月13日)にて。弟子の立川志らくの落語を聞いて呟いた言葉。
(自分の落語の出来が悪かった時に)俺のドキュメンタリーだと思って諦めろ
よく語ったといわれる。
小言は己の不快感の解消だ
意味は「相手のために小言というものは存在しているように思われているが、実は己のためのものなのだ。」
落語は非常識の肯定
以下のような言葉も残している。「落語は常識に対して非常識の肯定。悪徳のにおいのしないものは私は芸として楽しくない」。2012年放送、NHKのTV番組『あの人に会いたい』より。
良い人間とは己にとって都合の良い人間のことを言う
死ねないから生きているんだ。死ねるやつはみな自殺している。死ねないから人間は生き甲斐なんてものを探す
NHK『真剣10代しゃべり場』にて、「なんで人間は生きなくてはいけなのか?」と聞かれ。
生き甲斐なんて少ない方がよい。割り箸をみつめて一日過ごせたらこんな楽なことはないよ
NHK『真剣10代しゃべり場』にて、「なんで人間は生きなくてはいけなのか?」と聞かれ。
正義を盾になにか言ってくるやつほど始末におえない
落語はイリュージョンだ
冒険家とは危険に対する恐怖心のないやつのことを言う
映画を観ない落語家の落語がおもしろいわけがない
夫婦なんというものは性格が合わないほうがよい
嫌なことはしないほうがよい
師弟とは価値観の共有である
学問とは貧乏人の暇つぶし
結婚とは長期売春契約である
人間はだれでもいつ犯罪を犯すかわからない始末の悪い生き物だ
女子高生が売春をした?売春婦が高校に通ってたんだろ
高座での言葉。こう続けた。「売春婦が学校に通っていたんだから、感心なヤツなんだよ。」
弱ってるときに慰めてくれる者が本当の友達じゃないかな。でなければ、自分より実力のある人間とつき合え
一生懸命にやればやるほど他人から見るとこっけいなものだ
後にこう続く。「夫婦喧嘩なんかその最たるものだ」
嘘をつくなら、奇想天外なスケールの大きい嘘をつけ。いじましい嘘は面白くねぇ
落ち目になっても人に頭を下げるようなことはしたくないね。落ち目になった途端に頭を下げるやつはよくいるけど、意地でもそれはしたくない
立川談誌が若いときの言葉。
強者は、弱者を助けることで己が強者であることを確認する。だけど、気まぐれだから、助けないこともある。弱者は人を助けないね
政治家のときの発言。
矛盾に耐えろ。そこからエネルギーが生まれてくる
孤独な人間も、心のどこかで共感してくれる人や、共感する言葉を探している
嫌になるのに理屈はない。理屈は後からつけるもの
伊集院光が、落語家をやめるきっかけを「立川談志の高座のテープを聴き、実力差に絶望したから」と言っていたのを聞いて。
日本人とは何か。「米」と「富士山」と「桜」の好きな人のことだ
ほか、「野山の美しさ」「夕暮れの美しさ」「銭湯のよさ」も挙げている。
自分一人の命ならいつ死んでもいいと思う。だが女房子が悲しむと思うと、命は惜しい
がんは己の未練を整理してくれる
「がん」じゃなくてもっと可愛い名前はないかねえ。「チュウ」とか「ポン」とかさ
人間を一つの尺度で測ろうとすることには無理がある。「常識」とか「学問」はその無理を正当化しようとする
自ら仕掛けなければ栄光はない
ひがみからは何も生まれない
親切は人を説得する
昭和40〜50年代に、立川談志がよく口にしていた言葉。

子孫・子供

偉人の血を受け継いだ方々を紹介します

松岡慎太郎(まつおかしんたろう)
立川談志(自称5代目)の息子(長男)にあたる。立川談志が所属していた事務所「談志役場」社長。
松岡弓子(まつおかゆみこ)
立川談志(自称5代目)の娘(長女)にあたる。銀座のクラブホステスのママ。元タレントで、当時は「松岡まこと」と名乗っていた。

記念館、銅像

ゆかりの品が展示されている主な記念館。現在でも残る生家や墓所、縁のある土地にたてられた銅像など。

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