年表、功績
活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。
年月日 | 年齢(人生の残り時間) | 内容 |
---|---|---|
1910年03月23日 | 0歳 (あと88年) | 黒澤明、生まれる |
1998年09月06日 | 88歳 | 黒澤明、脳卒中により死去 |
1998年10月01日 | 88歳 | 黒澤明に国民栄誉賞が贈られる |
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エピソード・逸話
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名言・最後の言葉
黒澤明が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。
- 「前向きにと、この頃よく言うけど、前に向いて歩くのが人間だよ。後ろ向きに歩くのは、ずっと難しいんじゃない」
- 「怠けたい気持ちが湧き上がったら、無理強いしてもいい仕事は出来ないよ。どういう気分になればやる気になるのか、人それぞれつぼがあるからね、自分で自分のこと、うまいことその気にさせる技を持つことさ」
- 「褒めているつもりなのかね、あなたは特別だから出来るんで、自分はとてもとてもそんなこと出来ないってな言い方する人いるでしょ。あれは、何なのかね」
- 「人間の本質は、そう大差ないんだ。よく、絶望とか後悔とは無縁の強い人間だとか、特別な才能があるとか言われるけど、それは違うよ」
- 「僕だって自然を汚している、でも人間の利害と大自然とがどこかで折り合いをつけないと大変なことになるよ」
- 「子どもの眼差しは素直だから、大人が思っているより正しくものを見て判断している。良いところも、悪いところもジッと見られているから怖い、親がどう生きているのか子どもは深く分かっている」
- 「0号、初号が終わると、どうにかこの作品を忘れようと思い始めるんだ。考えていたら、どこもここも撮り直したくなるし、忘れなければ次のアイディアが出てこない。気分転換をして、頭を空っぽにしないと駄目なんだ」
- 「貧しい必要はないけど、名もなく清く美しくと昔風なら言うのかな、本当にちゃんと生きてる人が普通だと言われる世の中がいい時代だ」
- 「政治家や官僚には想像力をもっと養って欲しいよ。選挙の時の票を集める知恵や、自分らの待遇ばかり考えていやがる。選挙カーで何がお願いしますだ!お願いしたいのはこっちだよ、もう少し人間の立場を想像してみろ、国民の気持になって・・・」
- 「世界中のお母さんたちが、幸せな世の中になればいいな」
- 「意地悪な気持ちは、ガツガツ閃きや才能や何でもお構いなしに食い尽くしちゃうんだ。そういう人間を沢山見てきた。怖いよ、人間の業ってもんは」
- 「生きるのは苦しいとかなんとか言うけれど、それは人間のきどりでね。正直、生きてるのはいいもんだよ。とても面白い!」
- 映画『夢』より。
- 「自分がもうこれ以上ないと満足出来るところを目指しているから頑張れるんだ」
- 前後は以下。「モノを創る人間は、皆完全なものを創りたいと思って努力するわけだよ。自分がもうこれ以上ないと満足出来るところを目指しているから頑張れるんだ。僕たちは嘗てないほどの美しい正真正銘人の心に響く作品を作ろうという思いで頑張るんだ」
- 「よく、今まで見た映画の中でどれがベストワンかなんて質問されるけど、映画監督の僕がそんなの答えられないよ。映画を愛しているから、本当にそれぞれ素敵だと思っちゃうからね」
- 「この世に生れ落ちた時、人間は皆天才なんだ。それをこねくり回して、駄目にするのは大人の仕業。親の尺度を押し付けたら、それ以上にはなれない」
- 「すごく単純だけど、どんな仕事でも一生懸命働いてみて、しんどいと思ってももう一押し頑張って、もう一歩ズカッと踏み込んで、もう駄目だと思ってもう一歩だけやってみる」
- 「分からない時は、ともかく皆が走るほうに走って、出来ることをやってみるといい。時間が経てば、客観的に冷静に見えてくる、そうなれば今自分が何をまずするべきか分かってくるよ。臆病になっちゃいけない」
- 「イメージした通りになったりするとつまんないんだ。思い込んでいるところがあるんじゃないかと、思い込みから解放されようとジタバタする。追い詰まったり、反対に肩の力が抜けると、急に動き出すんだ」
- 「私は一度も踏み外したことがない、正しく生きてきたのだと驕った考えの人間は怖い。少しでも痛い目に遭わないように生きてきた人だから、人の痛みが分からない。信じられないような、冷酷なことをしているのにも気付かない」
- 「勉強しなさいと、追い回される子どもは可哀想だ。随分と勉強という意味が狭くなったよね」
- 後にこう続く。「良い点を取って良い学校に入って食いぱぐれのない会社にはいることだろう」
- 「今日は何の後ろめたさもないほど働いた。美味しいもの食べて、枕を高くして眠れるなあ。こんな風に毎日働けたら幸せだ」
- 「話し合ってみるとかさ、工夫してみるとか、違う方向から見てみるとか出来ないのかね。何なんだろう人間て。些細なことで不幸せになっているんだよ、それも自分からそうしている」
- 「脚本や映画自体に力があればあるほど、自分の力で育っていく、生まれ出てくるという感じだよ」
- 「なんでも続けていると、身につくんだよ」
- 後にこう続く。「今更何だって、こんな爺がってもんだけど、ぱっと目の前が開けて良く見えたり、霧に囲まれて一寸先も見えなかったり、だんだん鮮明に見えることがおおくなってきたらお陀仏ってこった
- 「みんな、自分が本当に好きなものを見つけてください。自分にとって本当に大切なものを見つけるといい。見つかったら、その大切なもののために努力しなさい」
- 映画『まあだだよ』より。
- 「人間はロボットじゃないんだから、疲れれば休みたくなるんだ。そういう時は潔く休めばいい」
- 前段は以下。「今日はこのまま撮影をサボリたいな、やる気が起こらないなんてことはよくあることだよ。人間はロボットじゃないんだから、疲れれば休みたくなるんだ。そういう時は潔く休めばいい」
- 「美味しいものが分からない奴は、想像力が欠如している」
- 意図は「料理も文化だから、分からなけりゃいけない。」
- 「僕は芸術家と呼ばれるより職人と呼ばれたい」
- 前後の以下。「現場での具体的な仕事を繰り返して身に付いたことが僕たちの宝だ。」「毎日毎日コツコツ働いて、繰り返し繰り返し試したり工夫したりして立派な職人になりたいんだ」
- 「歩きながらものを考えていると、考えがまとまるんだ。人間はきっと、ちゃんと前進して、成長するわけだから、前向きには当たり前なんだ」
- 「今時はハングリーじゃなけりゃ、良いモノは創れないなんていうけど。…(戦時中を思うと)あんなに腹減っちゃ良いモノなんて創れないよね」
- 「緩急ハッキリさせて、休む時は休む、働く時はトコトン働く、それがいいに決まっている。だらだらやっているのは、かえって疲れて力が出ないんだ」
- しかし若い頃を振り返ってこうも言っていた。「でもね、無我夢中で余裕も何もなくってさ、頭がパンパンで他のことなんか考えられなかった若い頃は、思い出すと青臭くて照れちゃうんけど、本当に楽しかったしね、今思うと羨ましくもある」
- 「クロサワ天皇なんて、誰が呼び始めたのかね。借家に住んでる天皇なんているかい?」
- 周囲から「天皇」とか「巨匠」とか呼ばれることを、黒澤明本人は好ましく思っていなかった。
- 「クヨクヨしてても仕方ない、飯食って寝るだ」
- 悲しいことがあったとき、必ず口にしたといわれる。
- 「さぁ、生きてる人間のために働こう。飯食って寝るだ。(親しい人が亡くなったときに)」
- 「恥をかいてもいいから、ズカズカ踏み込まなけりゃ。恥も外聞もないよ、いざ撮影となれば否応なしなんだから」
- 「ともかく、映画になったときどうなのか、それだけだ。ドンドン工夫して、意見を言って、笑われても、怒鳴られても、コンチクショウと思ってこれでもかこれでもかって、ヘイチャラでズカズカ踏み込んで頑張る奴が残っていく」
- 「滅茶苦茶に懸命に働いて、ギャーギャーやって皆でうまい酒飲めばいい。気にすることはない、人間性まで否定しているわけじゃなし」
- 「何がテーマだなんて、簡単に言えるならこんな苦労をして、映画なんて創らないよ。一言で言えるなら、プラカード持って町を練り歩くさ」
- インタビューで「この映画は、何がテーマですか?」と聞かれると、きまって不機嫌になったという。
- 「たいしたことない映画でも宣伝が素晴らしけりゃ入る時代だ。だから、文句を言えないほどの映画をね、宣伝しなくても入るほど凄い映画を創ってやろうなんて思うんだ」
- 「何もないところからものを創り出していると思っているのは、人間の驕りだよ。生まれてから今までのどこかで、耳にし、目にした何かが、知らず知らずに入り込んだ記憶が、何かの切っ掛けで呼び覚まされて動き出す。そうやって、創造していくんだと思うよ」
- 「神様は平等だ。ブキッチョだから繰り返し繰り返し懲りもせず飽きずにやって、色々身に付けることが出来た。器用だったらこんなに頑張らなかっただろう」
- 「映画監督を目指してなったわけじゃない。大体、どんな職業かも見当が付かなかったぐらいなんだ。人間は、いつどこで一生の仕事にめぐり合うか分からない」
- 黒澤明は兄が相次いで亡くなったため、とりあえず目についた新聞広告から、撮影所の試験を受けたのだった。
- 「想像力は、いい使い途をするためにあるんだ。人間を不幸にするのは悪知恵だよ」
- 後にこう続く。「悪いことをしてる奴に、俺は頭が良いとか想像力があるなんて言わせるな。自分の利益ばかりに固まった、ただのガリガリ亡者だ。」
- 「ものを創る人間にとって完全が目標です。完全に満足のいく作品なんてないから、次の作品こそは完全無欠な作品をと願うわけです。だから、僕に取って一番の作品はネクスト・ワンです」
- 「どんな人間だってある角度から見れば、そいつは主人公なんでね、すべての人間が」
- 「頭で映画を作ろうと思ったらダメ。心で作るつもりにならなければ」
- 2009年放送、NHKのTV番組『あの人に会いたい』より。
- 「もう充分だと思っても、その後、それまでの三倍はねばる事にしている。やっとそれで充分なのだ」
- 黒澤明の書籍『蝦蟇の油』(岩波書店)より。
子孫・子供
偉人の血を受け継いだ方々を紹介します
- 黒澤久雄(くろさわひさお)
- 黒澤明の息子(長男)。タレント、俳優、歌手、映画プロデューサー。黒澤プロダクション・黒澤フィルムスタジオ代表取締役社長。
- 黒澤和子(くろさわかずこ)
- 黒澤明の娘(長女)。映画衣裳デザイナー。
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