山岸一雄

山岸一雄

やまぎしかずお

ジャンル
その他
出身
長野県
生年月日
1934年4月28日
没年月日
2015年4月1日
年齢
満80歳没

“行列店の元祖”ともいわれる大人気ラーメン店「東池袋大勝軒」創業者。“つけ麺の生みの親”や“ラーメンの神様”などと呼ばれ同業者やラーメンファンから尊敬された。 日本海軍の職業軍人だった父を幼い頃に亡くし、中学卒業後、家族を支えるために上京し工場で働き始める。17歳の時、山岸が「兄貴」と慕う10歳年上の従兄弟に誘われラーメン屋で働くように。ここで担当した製麺の仕事はのちの麺づくりに生きたという。その後、「兄貴」が修行店から独立し中野に「大勝軒」をオープン、山岸も行動をともにした。「兄貴」が代々木上原に「大勝軒本店」を開いたことで、山岸は中野店の店長となる。店長となった山岸は独自メニューの開発にも挑戦、そのなかで生まれたのがのちに「つけ麺」と呼ばれる「特製もりそば」である。もともとまかないだったのを常連客が「おれも食べたい」と言い出したことが誕生のきっかけ。この新メニューにより中野店は大繁盛した。1961年(昭和36年)、27歳の時に独立すると東池袋に「東池袋大勝軒」を出す。「兄貴」から教わった濃くてこってりした味のスープを忠実に守りつつ、それを基本にさらに独自の工夫をこらしこだわりのスープをつくりだした。また麺も自家製の太麺にとことんこだわり続けた。さらに「量も味のうち」とし、一般的なラーメン店よりはるかに多い麺の量もこだわりであった。山岸のこだわりがつまった「特製もりそば」は口コミで評判を呼び、「東池袋大勝軒」はやがて行列ができる繁盛店へと成長していった。 その一方、それまでの無理がたたり20代後半から両足に痛みを感じるようになり、40歳頃に痛みが限界に達し下肢静脈瘤の手術を受ける。妻のサポートもありその後も店はますます繁盛した。しかし二人三脚で店を支えてきた妻が末期ガンにより他界、あまりのショックに店を閉めようかと思ったという。7ヶ月の休業後、ファンからの激励もあり店を再開、再び行列店となりマスコミに紹介されるようになると全国各地から客が殺到した。 妻の死後、山岸は弟子をとるようになり、最終的に100人以上もの弟子たちに暖簾分けし、「大勝軒」の味を各地に伝えた。 60代になると行列店を守り続けた山岸の肉体は限界に達し、手の感覚に異常を感じた山岸は「自分の満足できるラーメンはつくれない」と引退を決意。2007年(平成19年)3月20日、東池袋の再開発もあり「東池袋大勝軒」はその歴史に幕を閉じた。最終日には全国から駆け付けたファンが数百mもの大行列をつくり、そのようすはメディアで大々的に報じられた。 翌年、元の場所から少し離れたところに「東池袋大勝軒本店」が復活オープン。初日には開店前から長蛇の列ができ話題となった。 2015年(平成27年)4月1日、都内の病院にて他界。死因は心不全。通夜には山岸の味と人柄を愛した弟子やファンら約600人が参列しその死を悼んだ。なお、参列者への香典返しには大勝軒のカップラーメンが配られた。

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