朝丘雪路の写真、名言、年表、子孫を紹介

朝丘雪路

あさおかゆきじ

ジャンル

芸能人

出身

東京都

生年月日

1935年7月23日

没年月日

2018年4月27日

年齢

満82歳没

日本の女優、歌手、タレント。日本舞踊・深水流家元でもあり、舞踊家としての名前は深水美智雪。本名は加藤雪会（ゆきえ）。父は美人画で有名な日本画家・伊東深水（しんすい）。夫は俳優の津川雅彦で、「芸能界一のおしどり夫婦」として有名だった。なお、津川とは再婚であり、最初の夫である医師との間に長男がいた（親権は夫側）。 若い頃は宝塚歌劇団月組で娘役として活躍、退団後、日本初の深夜番組だった『11PM』のアシスタントとして出演、司会の大橋巨泉とのオープニングトークは番組名物となり、浅丘は人気者となった。ちなみに、同番組内で大橋巨泉が巨乳の浅丘を「ボイン」と呼び、「ボイン」は流行語にもなった。その後、生粋のお嬢さま育ちな天然キャラとしてバラエティ番組にも多数出演、テレビ、映画、舞台、日舞の講師など多忙な日々を過ごした。また、歌手としても『雨がやんだら』などのヒット曲を残しており、NHK紅白歌合戦にも10回出場している。 2014年（平成26年）4月には、舞台『花や…蝶や…』で夫・津川雅彦と娘・真由子との家族共演を果たす。しかしこれを最後に休養に入った。最晩年はアルツハイマー型認知症を患い、夫の津川が献身的に介護をしていたが、2018年（平成30年）4月27日、自宅で息を引き取った。津川曰く「死因はない」。 浅丘の死からおよそ3ヶ月後に夫の津川雅彦も死去し、同年11月21日に合同のお若れの会が開かれた。最後の作品となったのは、2014年4月11日に放送された２時間ドラマ『銭女』、映画では 2016年（平成28年）公開の『プラシーボ』が遺作となった。 朝丘雪路といえば、数々のお嬢さま伝説が有名。これはキャラづけの逸話ではなく真実で、父・伊東深水が溺愛していたため世間知らずの深窓のお嬢さまとして育った浅丘は、ひとりで公共の交通機関を利用したこともなく、家事の一切ができず、金銭感覚も浮世離れしていたという。非常に低血圧でホテルの部屋で鳴ったモーニングコールに驚き卒倒、倒れているところを発見され大騒ぎになったことがあったそう。 おっとりしたイメージの浅丘だた、一時期マネージャーを務めていたサンズエンタテインメント会長の野田義治（元イエローキャブ社長）は「本物のお姫さまだったけど、仕事になるとプロだった」と浅丘について語っている。

朝丘雪路を共有しよう！

ツイート